4月24日午後 午前中ちょっとした仕事を終え自宅に帰ってきたら
sihokioが隣町の新宮市に庭のきれいな茶房があるので今から行こうと
待っておりました、sihokoが通う絵手紙の教室の生徒たちが来週に此処
の庭を訪れて絵手紙を書くらしいのですが、当日は行けそうにないので
今日行って写真を撮ってきたいとのことです、私はお供です。
新宮市の中心地からちょっと離れたわかりにくい処ですが、まず門構え
の立派さから驚き、襟を正して入りました。
横にまわると駐車場がありますが、暖簾のかかった入り口があります。
茶房の入り口右手に茶道の習わしつくばいがあります、左手には幼児の
入店を丁寧にお断りする看板がありました。
この屋敷を住まいとしている人はどんな方なんだろう? とっても興味が
湧いてきます、4年前に定年になり部屋を改造して「茶房 きむら屋」を
開業、手入れの行き届いた日本庭園とおもてなしは直ぐに評判となり隣町
からもおいしい飲食と雰囲気を味わいに訪れてきます。とにかく落ち着き
ます庭を眺めながら縁側でゴロ〜と横になりたい気分になります。
玄関を入った正面のさりげない一輪挿しが主人の気心がまず伺えます。
右の部屋は茶室でしょう、今は使われていないようです。
娘さんとおもわれる方が客室へ案内してくれます、一枚板のテーブルが
いくつもあり木製の椅子に腰かけるとお庭が鑑賞できます。ご主人が趣味
で集めた骨董品や茶道具が部屋の周りに展示されており、なかでもコーヒ
カップはコーヒを注文する際に好みの器に焙煎してくれます。
生育中のぼたんの花畑
食事はカレーだけしかありませんが、こだわりのカレーは今まで食べた
うちでもっともおいしかったように思う。私にはこの茶房はご主人の道楽
・趣味でやっているようにも思います。娘さんの玄関までのお迎えや帰る
ときのお見送りなどは間の雰囲気を味わっておられるように思います。
メニューの中に抹茶があります、日本家屋の最なるこの雰囲気のもとで
今度は抹茶を楽しも〜